VANとメンズクラブ

去る3月12日にくろすとしゆきさんのトークイベント『VANとメンズクラブ』を開催いたしました。
場所は、神戸ファッション美術館5階のオルビスホールです。

私は、司会進行と当日会場にてご覧いただくための資料のコーディネーションをさせていただきました。
資料というのは、くろすさんから神戸ファッション美術館に寄贈していただいた膨大な資料のことで、VANやアイビーに関する貴重な衣装のみならず、商品開発のイメージソースとなったグッズのかずかずや、釣りやバードホイッスルなどのくろすさんのご趣味に関係する物など多岐にわたります。

昨年8月に開催した第1回目に引き続き、第2回にあたる今回は『VANとメンズクラブ』というテーマで、1954年に婦人画報社から創刊した『男の服飾讀本』がやがて『MEN’S CLUB』へと変遷し、そのなかでくろすさんがどのように記事を書き進めていったのか、またVANとの密月はどのようにはじまりどのように終わったのかを振り返るような内容でした。

『男の服飾讀本』が創刊された1954年、くろすさんは慶応ボーイの青年でした。「男の服飾用語事典」という特集の冒頭に〈アイヴィー・リーグ・モデル〉の項目が目にとまったのが、くろすさんがアイビー・スタイルに邂逅した瞬間でした。
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そんなくろすさんが、やがてジャズの評論家として同誌に記事を書きはじめることになり、さらに1959年4月号で「アイビー・リーガース、大いに語る」という特集でアイビーの7人のサムライとして誌上で紹介され、その後ほどなくして服飾評論家として本格的に執筆活動に入られた軌跡を、『メンズクラブ』のバックナンバーを紐解きながら1時間以上にわたってお話をお伺いしました。
壇上でのトークのあとは、ご参加いただいた方々にお集まりいただき、間近でVANやアイビーの資料をくろすさんの解説つきでご覧いただきました。
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この日のために、東京や名古屋、四国、九州などの遠方から100名以上の方々にお集まりいただき、なかなかの盛況ぶりでした。
トークイベントの後は、ホールのホワイエで、軽く飲んで食べての交流会。
皆さん、とても楽し気にくろすさんとの記念撮影や、アイビー談議に花を咲かせていらっしゃいました。

次の第3回は、8月27日です。
いまから、楽しみにしておいてください。

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