ポール・スミス展 トークセッション

昨日7月3日に、京都国立近代美術館にて開催中の『ポール・スミス展』に関連するトークセッションに、ゲストとして登壇させていただきました。
今回は、明治大学特任教授で服飾史家、エッセイストの中野香織さんもゲストとして東京からお迎えし、モデレーターを京都精華大学講師の蘆田祐史さんがつとめて、3名でのお話となりました。

私は、セッション冒頭の20分をいただき、先ずは、さかのぼること18年前の1998年に、古巣である神戸ファッション美術館にて開催された『PAUL SMITH TRUE BRIT』展のお話から始めさせていただきました。展覧会の構成や展示内容に触れた後、その際に接したポール・スミス氏ご本人の人柄の素晴らしさやユーモアを伝えるエピソードの数々をお話させていただきました。
その後は、私が2013年にキュレーションした『日本の男服』展を軸に、日本人の洋装化とスーツの受容の変遷についてその概略をご説明し、加えてポール・スミスというブランドが日本人男性にどのように受け入れられているかをお話ししました。
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続いて中野香織さんは、「ジェントルマンとは一体なにか」というテーマの分析を軸として、現在の世界におけるメンズブランドとその特徴などを解説され、そこにポール・スミスを位置づける、という報告をされました。
それらの報告を受けて、蘆田さんがモデレーターとして的確な質問や話題の舵取りを進めてくれて、あっという間に予定の90分を過ぎ、無事にトークセッションは閉幕いたしました。

聞けば、今回のトークセッションは当日の11時から整理券が配布開始されたそうなのですが、わずか20分ほどで予定の100名分がなくなってしまったとのことで、美術館側のご担当者も「嬉しい悲鳴」をあげてらっしゃいました。
もちろんエレガントな中野さんをお迎えしての結果でしょうが、ご一緒に登壇させていただく私としても、お集まりいただいた皆さんの期待の高さに応えんと、一層身の引き締まる思いをいたしました。
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